B卓:『コバルトブルー』(RL:イナバシアヤカ)
■アクトトレーラー
この街には“綺麗事”など何一つない
レッドエリア
無法者たちの掃き溜め、或いは楽園
そこで起こったある事件は、
N◎VA市民(R:グリーン)にとっては些細な出来事だった
騒がしいヒルコ街
怯え惑う下水の同胞たち
ゴミ捨て場に転がる一匹の実験体
それは化物の見た淡い夢か
少女の記憶は“そこ”にあるのか
トーキョーN◎VA the Axleration
『コバルトブルー』
運命の扉を開き、辿り着く場所も知らぬまま——
■アクトハンドアウト
PC1ヒルコ BIOSの施設から脱走した実験体
PC2ヒルコ 鬼灯組の構成員
PC3ヒルコ マヨイガモリの住人
PC4ヒルコ 下水王国の住民
PC5ヒルコ ジェニファー・ロックウェルのご近所さん
※プレイヤー人数が少ない場合、PC5→PC4の順に欠番とする。
PC1 ヒルコ
コネ:記憶の少女 推奨スート:ハート
君はBIOSの研究施設に実験体として捕えられていた。君と似た境遇で捕まったヒルコの少女は、ある日一緒に逃げ出そうと提案してきた。君はそれに二つ返事で答えた……そして気がつくと、君は遠くトーキョーN◎VAにいた。脱走には成功したようだが、君の記憶はおぼろげだ。レッドエリアのゴミ捨て場に転がっている理由も、少女が傍に居ない理由もわからない。何より、少女の顔も名前も思い出せないことが、不思議と君の心を締め付けた。
【PS:少女を思い出す】
PC2 ヒルコ
コネ:大神ケンジ 推奨スート:クラブ
鬼灯組は、N◎VAヒルコ街の治安を護る自警団……CDに言うならゴロツキの集まりだ。ある日リーダーの大神ケンジが君を呼び付けた。最近、"噛む噛む鮫"(R:ランドシャーク)とかいうどこぞのレッガーが、ヒルコ街の地上げを行っているらしい。転がしたところで売れるような土地じゃあない。必ず裏に何かある。ケンジは君に事態の収拾を命じた。君達のシマで、ヤクザもんに好き勝手させるわけにはいかない。
【PS:地上げを止める】
PC3 ヒルコ
コネ:ジェイド 推奨スート:ハート
君はマヨイガモリを住処とする野良のヒルコだ。悠々自適な生活を送っていたが、ある日狩りから帰ると住処が酷く荒らされているのを発見した。ジェイド曰く、最近不審な人間の影をよく目撃するらしい。ゆ゛る゛せ゛ん゛。ヒルコたちののんびりライフを邪魔するものは誰であろうと容赦しない。君はジェイドの使命を受けストリートへと繰り出した。
【PS:マヨイガモリに平穏をもたらす】
PC4 ヒルコ
コネ:下水の騎士 推奨スート:スペード
日本軍防疫部隊による下水道浄化作戦は突如として開始された。飛び交う怒号と銃声、むせ返るほどの火薬の臭い。下水王国の住人であった君を庇い、下水の騎士は瀕死の重傷を負った。彼は君にひとつの頼みをする。名乗りも挙げずに惨たらしく散るわけにはいかぬ、せめて最期は騎士らしく誇りある死を。その日、下水王国は炎に包まれた。
【PS:騎士の誇りを取り戻す】
※補足:下水の騎士はRLの手持ちキャストで、X+70点くらいの肉体ダメージなら軽傷で済む程度の防御力があります。
PC5 ヒルコ
コネ:ジェニファー・ロックウェル 推奨スート:ハート
RISING M○●N ROCK'N ROLL……誰かがそう教えてくれたのさ……冗談じゃねぇ……熱くなった空気を冷やさなきゃどうかなっちまいそうだった……それが俺たちの Hiruko-Guy Forever……新たなる伝説の幕開け……そうさ……歴史に刻まれるのはギュスターヴひとりじゃない……このSTREETにヒルコたちのSAGAが生まれる……
【PS: 】←好きなREWARDSをENTRYしな……
※補足:PC5はフリーダムにして良いですがRLは基本放置します。他PCと積極的に関わって、モチベーションを自己捻出できる方のみ選択してください。
■注意事項
・本アクトでは敵ゲストの即死系神業のみでキャストが死亡するのを防ぐため、全PCの《突然変異》を除き、キャスト全体で1つ以上の防御系神業が必要となる。
・本アクトではPC1の《突然変異》の使用方法によっては、クライマックスを迎えずにエンディングとなる場合がある。
キャスト作成について:
たったひとつのルール「他人の見せ場を奪わない」を守る場合に限り、キャスト作成・持ち込みは自由に行ってください。
達成値や経験点消費の目安として、本アクトは基本ルールブック掲載のサンプルキャスト程度のデータぢからがあれば十分遊べます。
過度に強力なデータを持つキャストは、ちからを持て余す可能性があるため、その際はRLより<†アドバイス>させていただきます。
(強力なパワーをハートで抑え込むのもヒルコ的にアリなので要相談で)
また、本アクトはテクノロジー寄りのシナリオであるため、アストラル的演出をしたい場合は手酌でお願いします。