J卓:ライブ・ポルターガイスト(RL:間高健)
■アクトトレーラー
電子制御が張り巡らされた、
電脳世紀の最新の家。
“家”は主人を守りぬくため、
持てる力を総動員した。
頑固な扉に罠だらけの庭、風呂と厨房の共同戦線。
不審人物は門前払い、
くどいマスコミは倉庫に収納。
しかし家鳴りと呼ばれる怪奇現象も、
手出しのできないものがある。
彼女が探偵を呼び寄せた時、物語の幕が上がる。
トーキョーN◎VA THE AXLERATION
『ライブ・ポルターガイスト』
運命の玄関が今、君を招き入れる
■アクトハンドアウト
各キャストには、以下の設定が推奨・追加される。
『①フェイト』:探偵
『②クグツ』:千早重工後方処理課
『③トーキー』:ジャーナリスト
①推奨スタイル:フェイト
コネ:フローレンス・宍戸 推奨スート:理性
御年65歳のフローレンスは君のかつての依頼人だ。「死んだはずの娘とよく似た少女を見た。見つけて欲しい」という依頼は残念ながら果たすことができずに終わった。数ヵ月後、今度は「フローレンスが行方不明になった。探して欲しい」という依頼がきた。依頼主は、フローレンスの家の管理用AIだ。
【PS:フローレンスを連れ戻す】
②推奨スタイル:クグツ
コネ:“双剣秘電”宍戸 連司 推奨スート:理性
メガコーポの最も危険な部署の一員ともなれば、その待遇は破格のものだ。電脳と双剣に長けた同僚・宍戸と会社の契約「家族の安全を保証する」は、彼の死後も続いている。その彼の家族のデータに、何者かの接触の痕跡が見受けられた。彼が希望した報酬のため、社は君を動かした。
【PS:宍戸の家族の危険を排除する】
③推奨スタイル:トーキー
コネ:東京都新星都市アサクサ5番地2階建ての家 推奨スート:外界
家鳴り。家や家具が揺れる怪異は小鬼の悪戯か、(電脳世紀では文字通りの)ポルターガイストだと解釈されてきた。アサクサのとある家においては、これが極端に凄いと言う噂だ。君は家に取材に赴き──不審者と思われ、倉庫に収納された! 誤解を解いて脱出しないと、このまま君は倉庫のデッドストックになってしまう。
【PS:アサクサ家鳴り事件を記事にする】
■基本情報
▼シナリオタイトル
ライブ・ポルターガイスト
▼作者
ソエジマ(twitter:@fireblade_954)
▼プレイヤー人数
2~3人
▼想定プレイ時間
1~2時間程度
▼シナリオタグ
AI、企業、家族
●シナリオレギュレーション
本シナリオの想定レギュレーションを以下に記載する。ただし、使用するデータの変更やRLが調整を行った場合、改めてレギュレーションを提示すること。
▼使用経験点
0~30点
▼達成値制限
なし
▼スタイル制限
特になし
■キャスト作成
プレアクトシート(アクトトレーラー、ハンドアウトなど)を参考にキャストを作成すること。
●クイックスタート
本シナリオでは、以下のサンプルキャラクターを使用することを推奨する。
『①フェイト』:不屈の探偵(『TNX』p82)
『②クグツ』:企業戦士(『TNX』p86)
『③トーキー』:遊撃記者(『TNX』p88)
●特記事項
本シナリオはプレイヤーが2人の場合は『③トーキー』を削除して対応する。
●必要な神業
ゲストが使用する即死系神業だけでキャストが死亡するのを防ぐため、キャスト全体で2個以上の防御系神業を所持することを推奨する。また《真実》が必要となる局面がある。
《完全偽装》は使用を想定している局面がある。
●主に使用する技能
本シナリオの情報収集で主に使用する技能は〈社会:ストリート、企業、テクノロジ〉〈電脳〉などである。
■キャスト間コネクション
以下の順番で取得すること。
『①フェイト』→『②クグツ』→『③トーキー』→『①フェイト』