L卓：『プライミッツ・ディグニティ』
（RL：田中）
■アクトトレーラー
少女と、研究者。
立場も場所も全く異なる、
ふたつの失踪事件。
探偵（フェイト）と工作員（クグツ）、
それぞれの仕事（ビズ）は、
闇の中で絡み合っていた。
“霊長（プライミッツ）”を巡る、
醜悪な優生思想と過激なる排斥主義。
強大なる闇を暴き、闇を葬れ。
トーキョーＮ◎ＶＡ THE AXLERATION
『プライミッツ・ディグニティ』
かくて運命の扉は開かれた。
■アクトハンドアウト
各キャストには、以下の設定が推奨・追加される。
『①フェイト』：探偵
『②クグツ』：千早重工後方処理課３班
『③カタナ』：荒事屋
▼①推奨スタイル：フェイト
推奨コネ：トーカ（カゼ◎）
推奨スート：感情（友好）
キミはこの災厄の街で探偵をやっている。様々な仕事<R:ビズ>が舞い込むキミの元に、今日訪れた依頼人は友人にして仕事相手でもある、運び屋のトーカだった。いつもはふてぶてしい彼女が、顔を真っ青にしてキミに告げる。妹のミリィが、失踪したというのだ。依頼内容は、彼女の捜索。妹がいたというのは初耳だが、キミは彼女の依頼を受けることにした。恩を売るにこしたことはない。
【ＰＳ：依頼を果たす】
※敵は巨悪です。巨悪に屈せず立ち向かうキャストをお願いします。
▼②推奨スタイル：クグツ
推奨コネ：シャオン博士（タタラ◎）
推奨スート：スペード（信頼）
キミは千早重工後方処理課３班のエージェントだ。
今回の任務は、外部協力者だったタタラ、ラファロ・Ｍ・シャオン博士の失踪を追うものだった。
彼は“人々の幸福に資すること”を至上命題としている、若いが優秀で、そして変わったタタラだった。その才覚にか、エキセントリックな人格にか――キミも個人的に好意を抱いていた。
特にニューラル・ウェアを専門にしていた彼はなぜ、どこへ消えたのか？
【ＰＳ：シャオン博士を発見する】
▼③推奨スタイル：カタナ
推奨コネ：“ヒューマニスト”（ニューロ◎）
推奨スート：感情（憎悪）
キミは、ストリートに生きるプロの荒事屋だ。
マキノイド・ヒルコ排斥主義者のニューロ、“ヒューマニスト”ジョンストン。
ヒルコ狩りやマキノイド狩りで悪名高かったヤツを、キミはかつての依頼で、激闘の末確かに仕留めたはずだった。
だが、そのヤツが今、Ｎ◎ＶＡで目撃されたという――キミはわかる。その手口はたしかにヤツのものだ。
カタナの矜持にかけて、あの時の依頼を真に遂行する時だ。
【ＰＳ：決着をつける】
■シナリオ基本情報
▼プレイヤー人数
1～3人
▼想定プレイ時間
2～3 時間程度
●シナリオレギュレーション
本シナリオの想定レギュレーションを以下に記載する。
▼使用経験点
初期作成を想定しているが、経験点の上限は設けない。
▼達成値制限
なし
▼スタイル制限
特になし
■キャスト作成
プレアクトシート（アクトトレーラー、ハンドアウトなど）を参考にキャストを作成すること。
●方式
クイックスタート、コンストラクションのどちらで作成してもよい。
クイックスタートでキャストを作成する場合、以下のサンプルキャストを使用することを推奨する。
『①フェイト』：不屈の探偵（『TNX』P.83）
『②クグツ』：企業戦士（『TNX』P.87）
『③カタナ』：現代の騎士（『TNX』P.91）
●使用するサプリメント
PL各位のサプリメント所持状況によって判断する。
●特記事項
ゲストは単体で達成値23を算出する。ただし、他者からの補助を受けた場合はその限りではない。
●必要な神業
本シナリオでは、ゲストが使用する即死系神業だけでキャストが死亡するのを防ぐため、キャスト全員で1個以上の防御系神業を所持することを推奨する。
●主に使用する技能
〈社会：ストリート、企業、警察、軌道〉等を使用する。左のものほど優先度は高い。