M卓:『噂をすれば影が差す』(RL:OK-NO)
■アクトトレーラー
この街で長く生き残るにはコツがある。
それは規範であり、ある種の諦めであり、時には忘れることであったりする。
ただ、選ばれた一部の人間には、もう1つ、“引退”という選択肢がある。
残りの人生を全て賄えるほどのクレジットを稼ぎ出し、この街を《脱出》する。
あの男はそれを成し遂げた。
……はず、だった。
そう、昨日まではそうだったんだ。
トーキョーN◎VA THE AXLERATION
『噂をすれば影が差す』
かくて運命の扉は開かれた。
■ハンドアウト
●カタナ・カブトワリ・カゲ等/若き殺し屋
〈コネ:“先生”アンヘル〉【生命】お前を育て上げた、公私を問わず
この街で(お前のスタイル名)なんていう汚れ仕事を続けるには守るべき規範がある。
その1つが誰にも知られていない“ねぐら”を持つことだ。
“先生”がお前に繰り返し語った通り、お前も“ねぐら”をいくつか持っている。
その1つが誰かに荒らされた。
お前にとっては死活問題だ。
“ねぐら”を知られてるってことだからな。
それが、“先生”に譲られたセーフハウスだってんなら、なおさらだ。
よし、だったらわかるな?
規範を思い出せ。
PS:お前の“ねぐら”を知るやつを消す。
●イヌ/老獪なブラックハウンド
〈コネ:“悪魔”〉【理性】かつての好敵手、ある種の理解者
この街でイヌなんていう因果な商売を続けると諦めなければいけないことがある。
その1つは事件が迷宮入りしてしまうことだ。
その中でも“悪魔”はお前が取り逃がした、そして最も印象深い容疑者だ。
不用意に被害者を増やさず、標的だけを殺すやり口はお前をして感心し、素晴らしいとすら思わせた。
だからこそ、“悪魔”が見つかった、などという情報は見逃せなかった。
お前は最初、それを否定した。今更、“悪魔”が?と。
だが、お前は思ってしまった。諦められないこともある、と。
よし、だったらわかるな?
手錠とバッヂを用意しろ。
PS:“悪魔”に手錠をかける。
■ゲスト
●“先生”アンヘル
[若き殺し屋]に殺し屋の全てを教え込んだ男。 10年前に全てを[若き殺し屋]に譲り、いなくなった。
●“悪魔”(El Diablo)
[老獪なブラックハウンド]がかつて担当した殺人事件の犯人。 誰にも見つからず、死体以外の証拠を残したことはない。
■レギュレーション
●ルールブックについて
基本ルールブック(『トーキョーN◎VA the AXLERATION』)があれば可。
また、SKDとOFCは全員が持っている場合だけ採用します。