top of page

W卓:『《真実》404(R:トゥルース・ノット・ファウンド)』(RL:GT)

■アクトトレーラー

 

新星東京市(R:トーキョーN◎VA)。

この街は、今日も眠らない。

否、眠ることを良しとしない。  

 

眩く華やかなアーコロジーの光が、

夜のストリートをなお暗くする。  

 

その闇に紛れて今日もひとつ。

ありふれた命が零れ落ちる。  

 

少女の肌を紅く引き裂き、

刻み込まれるふたつの《真実》(R:こたえ)。  

 

尊く、儚く、くだらない。

君にとってのプラチナム・データ(R:宝物)は、

誰かにとってのガベージ・ファイル(R:ごみの山)。

 

――探偵(R:フェイト)。

それは血のインクに浸した靴底で、

ごみくず(R:宝物)に名前を刻む《生き様》(R:スタイル)だ。  

 

トーキョーN◎VA The AXLERATION

 

『《真実》404(R:トゥルース・ノット・ファウンド)』  

 

――かくて、運命の扉は開かれた。

アクトハンドアウト

●クイックスタート

PC1:不屈の探偵

PC2:正義の猟犬

PC3:任侠剣士

 

〇各キャストには、以下の設定がつく。

『①フェイト』:探偵、あるいは人探しを引き受けられる人物であること

『②イヌ』:ブラックハウンド機動捜査課

『③レッガー』:河渡連合に所属、あるいは協力する立場にあること

PC1:フェイト

コネ:一初花(ニノマエ・ハツカ) 推奨スート:クラブ

 今回君の事務所を訪れた依頼人はずいぶんと若い。

 彼女は零れ落ちる涙をぎゅうと抑え込みながら、一枚のホロ・ペーパーを差し出した。

 そこに表示されていたのは、昨晩発生した通り魔事件の報道。

 ――女子高生とレッガーの男が死体で発見。

 ――ふたりの関係性は不明で、犯人もまだ捕まっていない。

 「ここに、私の友達がもう一人いたはずなんです。……昨日から、帰っていなくて」

 人探しの依頼なのか、死を確認する仕事なのか。

 《真実》を見つけることができるのは、フェイトである君だけだ。

【PS:依頼人・一初花の涙を止める】

PC2:イヌ(ブラックハウンド機動捜査課)

コネ:"シェイクハンド" 推奨スート:スペード

 昨晩遅く、アサクサの路地裏でふたりの人間が殺された。

 それ自体は、別に珍しいことではない。だが、不可解な点がいくつかある。

 被害者のひとりは新星帝都大学高等部の女子高生。家はグリーンエリアで、素行も悪くはなかった。

 そしてもうひとりは、河渡連合下部組織の下っ端構成員。

 なぜこのふたりが、夜遅くに一緒にいたのか。

 「素手」で全身の肉や、内蔵を引きちぎられたような凄惨な殺害方法。

 不自然に欠落したSSSからの報告。

 "シェイクハンド"と名付けられたその犯人に対して、"黄金の猟犬"が解き放たれた。

 特務警察ブラックハウンド機動捜査課。つまり、君のことだ。

【PS:事件を解決する】

PC3:レッガー(河渡連合に所属、あるいは協力する立場にあるもの)

コネ:"HAN(^-^)b-MAN"(R:ハン"グッド"マン) 推奨スート:ダイヤ

 最近、アサクサを中心にあるドラッグが広まっている。

 "タヒネ神"(R:たひね-しん)というふざけた名前のそのドラッグは依存性が非常に強く、

 既に多くの中毒者を出している……つまるところは、今河渡は本拠地の周辺で大いに"やらかされて"いるわけだ。

 噂によれば、ドラッグの製作者は最近北米からN◎VAに流れてきた余所者のニューロだという。

 分かっているのはそいつがどうやら女であること、そして"HAN(^-^)b-MAN"とかいうふざけたハンドルを使っていることだけだ。

 君は、このふざけた名前のニューロを縛り上げてやることにした。

 ヤクが許せない? "タヒネ神"の製法を握りたい? 河渡竜二に頼まれたから?

 さて、理由はどれだったか。

【PS:河渡の管理下にない"タヒネ神"の流通を止める】

■レギュレーション

 

・ルールブック:

 プレイヤーは『基本ルールブック(TNX)』のみで参加可能。

 所有していれば『ジ・アザーサイド(TOS)』のデータも使用してよい。

 ゲストはTNX~TOSまでのデータを使用する。

 ※参加プレイヤー全員が所有していた場合、全員の賛同があれば『スキル・ディクショナリ(SKD)』を導入する。

 

・必須防御系神業

 本シナリオでは、ゲストが使用する即死系神業だけでキャストが死亡することを防ぐため、キャスト全員で以下の防御系神業を所持することを推奨する。

PC2人:1個、あるいは2個(シナリオの展開により変動)

PC3人:2個、あるいは3個(シナリオの展開により変動)

 

・神業の使用想定

 《真実》にはシナリオ上、使用が想定されている箇所がある。

 

・使用経験点:0~40点

 

◆特記事項

 

 本アクトでは演出上、暴力的・性的な描写が行われます。

 これらの描写は情報として必須なものではないため、そういった描写が苦手な場合は事前に、あるいはその場で申告していただければ、演出をカットして進行します。

 これによってプレイヤーがゲーム上不利になることはありません。

 

 本アクトではシナリオの展開上、救済できずに死亡してしまう(orしてしまっている)人物が存在します。

 情報項目などで既に「死亡」と明言されたキャラクターに関しては、EDまでは神業でも蘇生することはできません。

 (PLが望み、かつED時点で神業が残っているのなら、状況と演出に応じて死亡キャラクターの蘇生は可能とします)

 「死亡」ではないキャラクターに関しては、神業によって何らかの救済処置を与えることができる可能性があります。

 詳しくは現地でRLと相談してください。

 

bottom of page