Z卓:『悪魔と証明』(RL:hibi)
■アクトトレーラー
完璧な計画を立てたつもりだったんですよ。
こんなつまらない事件、まともに捜査されるわけがないとも思っていた。
あの探偵さえ現れなければ。
あの証拠さえ洗われなければ。
神様だって気づかないと思っていましたよ。
ねぇ、刑事さん。
私は一体、何に敗北したんでしょうか。
トーキョーN◎VA the AXLERATION
「悪魔と証明 ~あるいは、真犯人・島下虎郎の誤算~」
――悪魔は、いかにして運命の扉を閉ざしたのか
■アクトハンドアウト
HO1:タタラ コネ:島下虎郎(しました・ころう)(推奨スート:♦)
彼はこの事件の被害者です。
製薬会社の同僚で、まぁ……私とおなじ、平凡な奴でしたよ。
例の毒をつかって、自殺に見せかけて殺したんです。
私が犯人であることを知っていたのは、被害者である彼くらいのものでしょう。
彼が誰かに……それこそあの探偵に、それを伝えたとでも?
いやいや、そんなまさか。死人が口を利くわけがないでしょう。
【PS:真実を証明する】
HO2:アヤカシ コネ:新彩デイル(にいあや・でいる)(推奨スート:♣)
あの探偵のことは噂には聞いていました。
悪魔的な頭脳の持ち主だとか……誇張された話だと思っていましたけれど。
今となっては、本当に悪魔なんじゃないかって、ええ。それくらい恐ろしかった。
被害者の人間関係や私達の仕事のこと、何もかもがお見通しだった。
あんなやつを雇うには一体何を支払えば良いんでしょう。
……魂だって? 刑事さん、本当に彼が悪魔だと思ってるんですか?
【PS:事件を解決し、魂を得る】
■アクトルール
HO1が普通の人間として蘇る想定は特にありません。これは神業や技能によって覆す事はできません。
■キャスト作成について-設定面
キャストにはそれぞれ以下の設定が付きます。
HO1:千早系の製薬会社の社員。同僚に殺された。
HO2:表の顔は名探偵。殺人事件の被害者から魂をもらう代わりに事件を解決している。
■キャスト作成について-データ面
0~30点程度を想定しています。戦闘目的のシナリオではないため、歯ごたえは柔らかめです。
HO1の《タイムリー》はシナリオ上に使用想定があります。
キャストの即死を避けるために、HO2の《霧散》を含めて2つ以上の防御神業が必要です。
適用するサプリメントに特に制限を設けるつもりはありません。
■ゲストについて
島下虎郎:真犯人。HO1の同僚だが、それほど親しかったわけでもない。憎まれるような心当たりも無い。
新彩デイル:SSSの刑事。仕事熱心なイヌ。HO2とは事件で何度か顔を合わせており、胡散臭がっている。
■補足
あくまでミステリ風味を楽しむためのシナリオであって、頭を捻るような謎解き要素はありません。
順当にリサーチを進めれば問題なくクリアできる内容です。