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​β卓:『ミュンヒハウゼン流星群』(RL:GT)

■アクトトレーラー

 

 君はひとつ、嘘をついた。

 君はひとつ、嘘をつかれた。

 

 「新星班虹彩異常(ニューロスコープ)」。

 それは虹彩に現れる、希少かつ特殊な異常斑紋だ。

 眼球の中に浮かぶ、星空のホログラフィックのような虚像。

 

 純粋天然であることに価値が見いだされるニューロエイジにおいて、

 たとえ生体工学を用いても疑似的にしか再現できないその瞳の持ち主は、

 生きた美術品として高く評価された。

 

 ここまでなら、ただのカタログに載る、煌びやかな与太話。

 だがそこに、こんなニュースを加えてみよう。

 

 ──資産家が、行方不明の孫を捜索している。

 ──資産家の娘は妊娠中に失踪し、孫のプロファイルは一切不明。

 ──ただ、資産家の「娘」は「新星班虹彩異常」の持ち主で。

 ──おそらくは「遺伝」していると思われる。

 

 ……ほら、嗅ぎなれた血と、金の香りがしてきただろ?

 

 TOKYO N◎VA THE AXLERATION  

『ミュンヒハウゼン流星群   Münchausen "syndrome"』

 

 ──When You Wish Upon Neuro`scope.  

 ──運命の扉を開く権利は、君の手に。

■アクトハンドアウト

PC1:レッガー(河渡連合所属。13年前にひとりの女性と恋に落ち、死別した) ※キーハンドアウト有

アクトコネ:星傘未来【推奨:生命】

アクトコネ:"真夜中の太陽"河渡白夜【推奨:理性、もしくは生命】

 十三年前、君は"みうひ"と名乗るひとりの家出娘と出会った。

 妙にいい身なりをしていて、白い髪がきれいで、ころころと表情がよく変わって、

 変なサイバーをいれているのか、瞳を覗き込むときらきらとした星空が見えた。

 君はすとんと恋に落ちた。彼女もきっとそうだった。

 けれど彼女は、君の目の前で死んでしまった。くだらない、組織同士の抗争に巻き込まれて。

 あの時間に合わなかったことを、君は今日までずっと悔やみ続けている。

 あの日から十三年。君は組織の中で生き残り続け、強くなった。

 今ではあの河渡白夜からも、その腕、あるいは人柄を信頼されているほどだ。

 そんなある日、君はスラム街でひとりの家出娘を見つける。

 彼女は白いきれいな髪で。

 瞳には、星空が瞬いていた。

【PS:"みうひ"との約束を果たす】

 ※彼女とどのような「約束」をしたかは、キーハンドアウトを確認した上で、望むならPC1本人が決定してよい

 《シナリオの展開上、キャストが死亡する可能性がある。

  キーハンドアウト有。ただし、開示しなくてもアクトは問題なくエンディングを迎える》

▼以下、PL2人の場合はAかB、どちらかを選択すること。

PC2-A:トーキー(PC1の友人・知人、何らかの個人的関係を持つことを推奨)

アクトコネ:星傘光【推奨:外界】

 

 N◎VA有数の資産家・星傘廻(ほしがさ かい)が、突如「全ての遺産を孫に相続する」と声明を出した。

 その孫は現在行方不明。

 ただひとつの手がかりは、瞳に星のような紋様が浮かぶ

 「新星班虹彩異常」とよばれる遺伝子異常を持っているらしい、ということだけだ。

 

 この新星東京市において、"土地"というのは額面以上の価値を持つ。

 霊的、戦略的、日照権、エトセトラ……とにかく、とんでもないニュースになるのは間違いない。

 さっそく星傘家の外交担当である星傘光(ほしがさこう)とのアポをとった君だったが、

 その取材へと向かう途中、驚くべき光景を目撃する。

 ……君の知己である【PC1】が、星のような瞳を浮かべる少女と共にいる姿だ。

 

【PS:《真実》を知る】

 →この《真実》には「キーハンドアウトの内容は含まない」ものとする。

PC2-B:クグツ(千早重工後方処理課。PC1の友人・知人、何らかの個人的関係を持つことを推奨)

アクトコネ:"黒星(ヘイシン)"【推奨:理性】

 

 資産家・星傘廻の相続問題は、千早にとっても頭の痛い話だった。

 彼の保有する土地がどう相続されるか、それと無関係なビジネスなどN◎VAには存在しない。

 君をはじめとした後方処理課は、それこそ休日返上で飛び回り、相続関係の調整を行っていた。

 そしてその努力がようやく報われるかと思った矢先……

 星傘廻は、「全ての遺産を孫に相続する」などというとんでもない声明を出してしまった。

 あまりのショックに精神保護フィルターが働き、無面目になっていく同僚たち。

 さぁ、残業だ。

 

【PS:千早重工にとって必要な分の遺産相続権を入手する】

 →これは遺産の相続権を持つものと交渉し、手に入れる必要がある。

  同意があれば神業は不要。同意がない場合は対象に対して《完全偽装》を使用し、それが打ち消されない必要がある。

■キャストについて

 

 PC1(レッガー):

  かつて恋した女性を目の前で失ったレッガー。重ためのキーハンドアウトと、シナリオを大きく左右する選択の権利を与えられます。

  選択次第では死亡する可能性があります。

  (といっても不意打ちで死亡するようなことはなく、その可能性がある場合は、明確にRLからお伝えします)

 

 PC2-A(トーキー):

  PC1と個人的親交がある者(友人、兄弟分、恋人など)が望ましいでしょう。

  とても危険・あるいは不利益な状態で、ほぼその親交のみを理由に彼に協力することを想定されています。

  (一応トーキーとしてビッグニュースを手にするというモチベーションも用意されています)

 

 PC2-B(クグツ):

  遺産相続問題で大打撃を受ける後方処理課のクグツです。

  詳しくは始まってから説明されますが、基本的に千早重工としての損失を避けるために行動することとなります。

  そのために最も効果的なことが、PC1との接触・交渉である、というモチベーションが用意されています。

  合流をスムーズにするため2-Aと同じく、PC1とは個人的な親交があることを推奨します。

■レギュレーション

●必須防御神業:

 1個(PC1の死を許容するなら0個)

●キャスト作成について:

 自作の場合は基本ルールブックのみ必要、基本的には全て使用可とします。

 (参加者たちの所持状況による)

●推奨経験点:

 0~30点、敵単体の最高達成値は23

■注意事項1:

 アクト中、性的・あるいは暴力的であるととれる描写が行われる可能性があります。

 少しでも不愉快であると感じた場合、すぐにその旨お伝えください。(そう思った理由などは不要です)

 最低限必要な情報だけをお伝えし、シーンを変更します。

 

 

■注意事項2:

 想定されるルートはいくつか存在しますが、PC1の選択によっては『PC1が死亡するエンディング』を迎える可能性があります。

 また同様に、PC1の選択によってはカット進行が発生せずエンディングを迎える可能性があります。

 ご了承の上、ご参加ください。

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