C卓:『アグニア』(RL:Kabopen)
■アクトトレーラー
それは、語られなかったもう一つの"厄災"。
炎を操る新人類(R:ヒルコ)、『祝融(ジュロン)』の出現に端を発する惑星規模の発火現象である世界大炎上、それは、氷期の再来と歴史には"上書かれた"、しかし確かに存在した"厄災"の一末だ。
人口の半分が焼失し、それらが氷期に閉じてから幾星霜。トーキョーN◎VAでは、大規模炎上テロを繰り返す過激派ジュロンの組織:カグヅチに対抗すべく、対ジュロン用装備を扱うイブキ部隊:対災浄勲(読:タイサイセイクン)が消火活動を行っていた。
燃える魂を昂らせたその先にあるものとは――
トーキョーN◎VA「アグニア」
かくて、運命の炎は燃え上がる。
■アクトハンドアウト
PC①
推奨スタイル:イブキ(又はカブト)
シナリオコネ:PC②(推奨:感情)
キミは対ジュロン用装備を扱う専門の特殊イブキ部隊:対災浄勲の一員だ。
今、トーキョーN◎VAではそこかしこで祝融による火災テロが発生している。愉快テロか、事故か、原因は様々だ。
だが、細かい話は問題じゃない。問題にもならない。"災害"が起きれば、"人命"が脅かされる前にこれを消火する。それが、キミのスタイルだからだ。
PS:"人命"を救助する
PC②
推奨スタイル:ヒルコ(又はエトランゼ)
シナリオコネ:PC①(推奨:感情)
キミは、過激派祝融の組織:カグヅチの首魁だ。
温度的代謝が常人の数千倍である特異体質:祝融は、それだけでニューロエイジを生き抜くには大きすぎる"欠点"だと言われている。
だが、そんな話は問題じゃない。問題にもならない。祝融だって"人"なんだ。祝融であるというだけで虐げられる道理は無い。キミも、彼らも生きていく。たとえ、どんな手を使ってでも。
PS:祝融達の生きる道を見つける
■レギュレーション
▼使用経験点
340点(つまり、通常作成の3倍の点数で作成します)
なお、キャストに求められる「データ的な強さ」は、基本ルールブック掲載のサンプルPCを達成値方面で50点ほど強化したもので充分になります。
本卓のゲストは、「他キャラクターからの支援/妨害が無い場合、判定に絵札を使用したら達成値24になる」ように設計されています。
▼必要な神業
ゲストが使用する即死系神業だけでキャストが死亡するのを防ぐため、キャスト全体で2個以上の防御系神業を所持することを推奨します。というより推奨スタイル通りに組んだら自動的にその辺はクリアです。
その他にシナリオから使用が想定されている神業はありません。主にCXカット進行で派手にやりましょう。
●主に使用する技能
本シナリオの情報収集で主に使用する技能は〈社会:ストリート、警察、企業、アストラル〉です。
目標:17~21の調査項目が何度か発生するので、それなりにリサーチ能力も用意しておいてください。そのための+340
■キャスト間コネクション
ハンドアウトで相互取得するため、PLの希望があればコネクションLvを2で取得して構いません。